【未開封】CD2枚組　プッチーニ 歌劇「トスカ」全曲　マリア・カラス

プッチーニ 歌劇「トスカ」全曲マリア・カラス（トスカ）ジュゼッペ・ディ・ステーファノ（カヴァラドッシ）ティト・ゴッビ（スカルピア）フランコ・カラブレーゼ（アンジェロッティ）メルキオーレ・ルイーゼ（堂守）アルヴァーロ・コルドヴァ（牧童）ヴィクトル・デ・サーバタ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団＆合唱団1953年ミラノ・スカラ座モノラル録音グレート・レコーディング・オブ・ザ・センチュリー・シリーズ１００タイトル目の記念アルバム。見た目は通常のケースと似ているものの、実はかなり凝った仕様のパッケージが使われており、見開きカヴァーの固定部分にはマグネットを用いている。さらにCDサイズ20ページのEMIディスコグラフィ＆写真集が付属し、モノクローム光沢仕上げが美しいポストカードも3枚封入されるというサービスぶり。200ページに及ぶブックレットには、レコーディング・セッションなどの写真も多数掲載されていてなかなかに豪華。演奏も最高。オペラのアルバムで最も賛辞を浴び続けてきたという風評にも十分に納得のゆく内容で、歌、指揮、オケともに圧倒的なクオリティの高さを示しています。何といってもすごいのはカラスのドラマティックな歌唱でしょう。その存在感は強烈。愛の二重唱でもエネルギッシュなステーファノを食うほどの迫力で、第1幕最後のテ・デウム直前の場面では高まる感情表現が感動的。ステーファノも全盛期だけあって美声に素晴らしい情熱が込められており、その後のカヴァラドッシの規範になったという説にも納得。第3幕の「星は光りぬ」では深い悲しみを気品高く歌い上げ、一方でその後の二重唱では希望に満ちた喜びを歌って表現の幅の広さを窺わせます。 定評あるゴッビのスカルピア歌唱もまさに別格。トスカに刺され息を引き取る寸前まで強欲・邪悪であり続けた彼のスカルピアは非常に性格的なもので、押し殺した声から絶叫まで完璧にコントロールしていて深い感銘を与えてくれます。指揮のヴィクトル・デ・サーバタはトスカニーニ、セラフィンに続く大物指揮者で、その盛り上げ方の巧みさと情熱的で美しいカンタービレはこの人ならでは。☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆未開封ですが、長期自宅保管品です。ご理解のうえお願いします。他にもクラシックCDを出品しております。発送方法:メルカリ 宅急便コンパクト