真珠色の猪目茶碗
銘 〝花珠〟= はなだま
真珠の歴史というものは深く
日本は特に古から真珠と関係があり
古事記や万葉集では真珠の記述が見られ人々の心を掴んできた。
真珠は別名『月のしずく』・『人魚の涙』とも呼ばれ
その中でも花珠(はなだま)と呼ばれるものは、照り・キズ・形・色などの状態、全てにおいて最高品質のものをいう。
ひとつの釉薬において角度によって感じる色彩が、これほど変化をもつものは珍しく、銘に『花珠』と名付けさせていただいた。
真珠は実に不思議なもので、身に付け、使うことにより、人と人を引き寄せ合い、絆を結ぶとされている。
また『人魚の涙』と呼ばれることもあり、涙の象徴でもあり、故人への敬意の表れでもある。
真珠には、強い守護力もあり、古くから船乗りや漁師が無事に海から帰れるようにと、お守りとして使われてきた
邪気を払い、持ち主を守ると言われているので、華やかな形に退魔、幸福招来の意を持つ猪目茶碗には最もふさわしい釉薬とも言えよう。
抹茶碗を保管するのに最適なうこん布と、箱書きをした桐箱付です。
お箱をご注文いただいたとき桐箱屋さんに制作依頼を出します。
箱書きして発送させていただきます。
少々お時間いただきます。お待たせして申し訳ありません。
最大幅 12.4cm
高さ 7.5cm
重さ 260g
※作品によって大きさ・深さ・厚みが異なります。よくご確認のうえご注文ください。
※ピンホールの無い完全品です。ピンホールがなくなるまで何度も焼き直しをし、丁寧に仕上げた逸品です。
※他の大きさや深さをご希望の方はオンラインストア(https://atelierono.stores.jp/)に多種掲載しています。ぜひご覧ください。
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